カール・オルフの音楽教育夏期セミナー

      ~身体で感じるリズム・身体で表すリズム~


【分科会 ワークショップ】

 

Aコース

 身体のリズム・こころのテンポ~表現の景色~

              講師:秋田有希湖(鶴見大学短期大学部)


 「呼吸する身体、響きあうこころ、表現で出会ったら、どんな景色が

 みえるのか?」

  一人ひとりの表現を大切にしながら、他の参加者との関わりの中で共

 に創り出される表現を見つけ、動きながら心と身体をほぐし、表現の世

 界に飛び出しました。




◆Bコース 

 「くまおどり」でアンサンブル

               講師:米倉幸子(板橋区金沢小学校)


 《オルフ・シュールヴェルク》より「くまおどり」を中心に、ボディ・

 パーカッション、動き、声、楽器・・さまざまな素材で音楽づくりをし

 ました。最後は器楽合奏と組み合わせて表現しました。




◆Cコース

 リズムは語る~微細な動きや、円滑ではない動きを生かす~

        講師:下川英子(埼玉療育園、さいたま市療育センター)


 随意的な運動ができにくい子ども、発達障がいで安定した拍を表現できにくい子ども、そのような子どもの表現と音楽の使い方や道具の工夫を紹介いただき、グループ活動を行いました。




Dコース

 おと かたち いろ

                 講師:有村さやか(小田原短期大学)


 形と色を手掛かりに即興演奏を楽しみました。




Eコース

 初めての方のために

                講師:佐伯美和(鶴見大学短期大学部)


 カール・オルフの音楽教育の特徴など、実践を通して紹介いただきま

した。


【全体会】


 ◆実践報告

          コーディネーター:水崎誠(東京学芸大学)

          報告者:岩本邦彦(日吉台光幼稚園)


 幼稚園の音楽発表会の様子をビデオで紹介いただき、その後、同じ内容を参加者のみなさんと追体験しました。





◆リズムと出会うとき~心身の打楽器ふれあい~

            講師:新谷祥子(打楽器&マリンバ奏者)


 リズムは以前、人は本能的な活動として「音」を探し、組み合わせ、イントネーションを生み出していたのではないでしょうか。

 その「音」を私たちの指、手、腕は十分に導いているのか。音に向う気持ちと身体、リズムの相互関係などに触れました。





グループディスカッション

 「教育の基本にリズムをおく意味とは」

                司会:中地雅之(東京学芸大学)