第30回 カール・オルフの音楽教育夏期セミナー

~オルフ教育の本質とは-音と動きの教育の原点回帰~

分科会(ワークショップ)

 

 

Aコース:Song・Dance・Instrumental‐南アフリカの歌を使って

      山地 寛和(NPO法人生涯音楽アカデミー理事長、

            流通科学大学非常勤講師)

 

     南アフリカ発祥と言われるSiyahambaの歌をモチーフに、ゲーム

    やリズムを楽しみました。

 

 

 

Bコース:からだの部位や図形をつかった”からだ遊び”を楽しもう 

      河下 亜紀(舞踏教育家・ダンサー)

 

       いろいろな形を身体を使って表現したり、非日常的な身体の

      動きを使って即興表現したりしました。

 

 

 

◆Cコース:幼児がワクワクする手遊び 

      ー 手遊び歌を使って捜索活動へと展開する

      湯原 千史

     (東京家政大学、武蔵野音楽大学附属音楽教室 非常勤講師)

      

      顔あそび、体あそび、声あそびなど身体を用いて手遊びの体験

      をしました。

 

 

 

◆Dコース: 宮澤賢治「やまなし」による音楽づくり

       中地 雅之(東京学芸大学)

      

       オルフシュールヴェルクの基本的な考え方を手がかりに、宮

       澤賢治の童話からさまざまな音階を用いた音楽づくりを試み

       ます。

 

 

 

Eコース:初めての方のために「オルフ・シュールヴェルクのオリジナル

      から日本の展開まで」

      井口 太(東京学芸大学)

      

      身体楽器と打楽器による即興アンサンブルや日本特有の音階に

      ついて学び、オルフシュールヴェルクの基礎を学びました。

 

 

 

 

 

全体会Ⅰ

 

実践事例&ワークショップ  

   「幼稚園でのオルフの活動」

    講師:岩本 洋子(日吉台幼稚園)

 

 オルフの理念により実践を続けている幼稚園の子どもたちの活動の映像を見ました。

 映像を見る前に、それと同じ内容を参加者が体験したことで理解が深まりました。

全体会Ⅰ

 

講師 松本 雅隆

    (カテリーナ古楽器演奏団、ロバの音楽座、古楽器演奏家)

 

◆第1部 お話し 古楽器との出会い

         ~オルフ「ムジカ・ポエティカ」との出会い

 

松本雅隆氏が、若き日にオルフ「ムジカ・ポエティカ」(オルフシュールベルクの録音)の音を聴いたことなどが、中世の音楽への歩みをすすめた、とロバの音楽座とオルフの音楽との関係を話して頂きました。

 

 

 

 

第2部 コンサート ロバの音楽座による「ロバの音さがし」

 

古楽器のアンサンブルによる優しい音が会場を包み込み、時には会場の全員で合唱するなど充実した時が流れました。

  

 

 

 

グループ・ディスカッション    司会:鈴木 範之(常盤短期大学)